top of page

木moku 無垢muku 効果


こんにちは、株式会社吉住工務店 藤田瑞夫です。

私たちがなぜ木の家を推奨しているのか、木の素晴らしいところをご紹介したいと思います。 

*加工された木製品(接着剤やベニヤで加工されたもの)ではなく無垢材である意味。


環境へのやさしさ

木材は再生可能な資源であり、適切に管理された森林から持続可能に収穫される場合、環境に優しい建材です。木は成長する過程で二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。

建材として使用された後も、炭素を閉じ込める役割を持ち続けるため、温室効果ガスの削減に寄与します。


快適な室内環境

木材は自然の調湿材としての機能を持ち、室内の湿度を自然に調節します。適度な湿度は呼吸器系の健康をサポートし、アレルギーや呼吸器疾患のリスクを減少させることが知られています。

また、木の断熱性能は、冬は暖かく夏は涼しい室内環境を保つのに役立ちます。

 

心理的な効果

「バイオフィリア」の概念に基づき、自然素材である木に囲まれることは、ストレスを軽減し、心理的な安定感をもたらします。木の温かみのある質感や見た目は、落ち着きを与え、居心地の良い空間を創り出します。

*バイオフィリア(Biophilia)は、「生命愛」と訳されることが多く、人間が自然と深い結びつきを持ち、自然に対して本能的な愛着や引きつけられる感情を持っているという概念です。

バイオフィリア仮説では、人間が自然環境に肯定的な反応を示すのは進化の過程で形成されたものであり、自然が心理的、身体的な健康を促進する効果を持つとされています。この理論に基づき、都市設計、建築、インテリアデザインなどで自然要素を取り入れることが増えています。


耐久性と強度

適切に処理された木材は非常に耐久性があり、長期にわたりその美観と機能を維持します。

また、木は軽量でありながら高い強度を持つため、地震の際にも柔軟に振動を吸収し、構造的な安全性を高めることができます。


音響効果

木は自然な音響材料であり、音を吸収しやすい性質を持っています。

これにより、家の中での音の反響を抑え、快適な聴覚環境を提供します。これは特に、音楽を楽しむ家庭や、静かな環境を求める場合に理想的です。


独自性と美しさ

木は天然素材であるため、一つとして同じパターンがなく、それぞれ独自の風合いと美しさを持っています。この自然の美しさは、住宅の内装や外観にユニークな特徴を与え、時間が経つにつれてさらに味わい深くなります。

*木(無垢材)=経年変化=経年美化

木材の経年変化は単なる時間の経過ではなく、使うほどにその美しさが増す、持続的な価値のあるプロセスです。それはまるで、年を重ねるごとに深まる人生の知恵のように、建築や家具に独自の物語と魅力をもたらします。

この自然な美化過程は、木を使った生活空間に温もりと歴史を感じさせる、時間を超えた価値となります



これらの理由から、木材を使用した家づくりは、環境に配慮しつつ、住む人の健康や快適性を大いに向上させる選択となります。

持続可能で心地よい住環境を求める方にとって、吉住工務店は木の家を理想的な選択肢だと自信をもって推奨いたします。

bottom of page